2016.03.25
2016年3月5日、横浜キャンパスの学生食堂LUXで、昭和35年卒業生の同窓会「珊瑚の会」が行われ、ボランティア駅伝に参加した学生がゲストとして招かれ講演を行いました。
今回活動に参加してくれたのは、岡本 崇さん(経済学部4年)、浅水 拓也さん(法学部4年)、奥田 萌さん(経営学部3年)、照井 涼香さん(法学部2年)。4人とも何度も現地に足を運んでいます。
最初に岡本さんがボランティア駅伝について説明した後、4人それぞれ自分が経験した活動について伝えるとともに、参加して感じたことや得たこと、変化したことなどを話しました。
会が終わると懇親会にも参加。卒業生の皆さんたちと被災地支援や復興についての話をしたり、学生時代の話を伺ったり。最後には全員で大学校歌と応援歌を歌う一コマもありました。
普段触れ合う機会のない大先輩たちと、楽しいひとときを過ごさせていただきました。
集まった卒業生は約40名。皆さん熱心に耳を傾けてくださいました。
これまで何度も参加している奥田さん。陸前高田で遺留品探しをした体験などについて話しました。
子ども支援の体験等について説明する照井さん(写真右)
懇親会でOBの方の学生時代の話を聞く浅水さん(写真左)
最後は参加者全員で校歌斉唱!OBの方々の朗々たる歌声から、大学への熱い思いが伝わってきました。
2015.11.27
今冬もボランティア駅伝の増便が決まりました。
遠野市のNPO法人「遠野まごころネット」が主催する『サンタが100人やってきた!2015』に参加する特別便です
『サンタが100人やってきた!』は、ボランティアがサンタクロースに扮し、被災地の人々にプレゼントを届けにいくことで、「忘れてはいない」というメッセー ジを送ろうというプロジェクト。震災の起きた2011年から行われています。2012年から神奈川大学も参加させていただき、公民館に集まった方たちと 「お茶っこ」をしたり、子どもと遊んだりしました。
【応募の受付開始】
●2015年11月30日(月)
横浜キャンパス 12:00~ 湘南ひらつかキャンパス 12:30~
※先着順(定員15名)
横浜キャンパスとひらつかキャンパスの被災地支援室で受付を開始します。必ず参加する当人が支援室へ来室し、申込書を書いて提出してください。グループで参加される場合も、それぞれが個人で応募してください(グループの代表が他のメンバーの分をまとめて申し込みすることはできません)。
【日程と行程】
陸前高田市を拠点とする通常の行程とは異なります。
・12月21日(月)夜出発→東北へ
・12月22日(火)気仙沼と陸前高田巡見
・12月23日(水・祝)ボランティア準備
・12月24日(木)ボランティア 夜出発→25日(金)横浜着
【お問い合わせ】
東日本大震災被災地支援室
横浜キャンパス:21号館2階
湘南ひらつかキャンパス:1号館1階
2015.07.15
2015年6月5日(金)、横浜キャンパスにて「第25回神奈川大学高大連携協議会」が開催されました。神奈川大学と連携している高校73校1機関(県総合教育センター)の学校教育関係者が一堂に会し、高校教育・大学教育の活性化を図るために行う会です。今回、KU東北ボランティア駅伝について「参加学生から直接話をしてほしい」との依頼を受け、4名の学生が発表しました。
発表してくれたのは、経営学部2年の赤羽巧也さん、経営学部3年の奥田萌さん、経済学部3年の亀山麻衣さん、経営学部4年の角浜勇哉さん(発表順)。それぞれ、自分が経験した活動や、どのような思いを持って参加し、何を学びどんな風に成長したのかについて、15分ずつの持ち時間をいっぱいに使って発表しました。
協議会の出席者は61校79名。皆さん学生の発表に真剣に耳を傾けてくださり、質疑応答やその後の懇親会で「生の大学生の声が聞けてよかった」「つられて泣きそうになった」「本校の卒業生の成長ぶりが分かる貴重な機会だった」「ぜひ高校生にも話してほしい」といった感想が交わされました。現役の大学生と高校の先生方との間で、さまざまな情報交換も行われたそうです。
発表した学生たちは、ボランティア駅伝の現状や参加後の変化について多くの人に「伝える」ことの意義を知り、この機会を今後の活動に生かすなど、大きく得るものがあったと感想を述べてくれました。
報告会は約1時間。出席された方々は真剣に耳を傾けていました。
1年生のときから度々ボランティア駅伝に参加している赤羽さん。
「ひとりで何でもできると思っていた自分に、多くの仲間や先輩との出会いをもたらしてくれた」と語りました。
奥田さんは、現地で遺留品を探す作業に携わったときの衝撃や心の揺れについて話してくれました。
「この経験を先生方の前で話すことができてよかった」。
亀山さんは、語り部の方々から受けた教訓について
「自分たちの身は自分で守らなければいけない。震災への意識が大きく変わった」と話してくれました。
「継続して参加してきたことで、東北の『復興の過程』を知ることができた」と角浜さん。
「教師を目指す学生として、さまざまな経験が教材になる」と締めくくりました。