2012.11.22
「誰かのために動きたい」「自分の目で確かめたい」「小さくても、今できることを」・・・
さまざまな想いを抱えて、1800人以上が参加した、KU東北ボランティア駅伝。
キャンパスを超えた活動によって多くの宝物(=仲間や経験)を得た神大生による2つのイベントを、横浜キャンパスにて同日開催します。
感じたこと・考えたことを誰かに伝える、言葉にする・・・
それってむずかしい?あるいは、ちょっと面倒くさい? でも、実は大切なこと。
同じ体験をした人と意見をかわしながら、考えを発展させる。
そこには「身内でつぶやく」だけでは得られない、「生のぶつかり合いの面白さ」があります。
参加者はもちろん、これから参加しようかな・・・と考えている方も大歓迎!どちらか片方の参加でも、両方でもOKです。お問い合わせや参加のお申し込みは、下記、または横浜キャンパス被災地支援室まで。
【日時】
2012年12月1日(土) 13:00~17:00
【会場】
横浜キャンパス 7-63教室
【プログラム】
●第一部 13:00~14:30
『Heart in Heart with 東北!! ~つなげよう ボランティアの声~』
第一部は、ボラ駅に参加して意気投合した4人の女子が主催するお茶会兼同窓会。お菓子や飲み物をつまみながら、参加したきっかけや、「こんな体験した」「自分はこう変わった」など、ゆるやかに語り合います。
詳細はこちら(Facebookページ)をご覧ください。
*お問い合わせ
担当:ボラ駅ホームカミングプロジェクト 代表 不破成美(理学部2年)
E-mail:boraeki.homecoming@gmail.com
●第ニ部 15:00~17:00
『ボランティア駅伝報告会in横浜キャンパス』
(1)ドキュメンタリー上映
ボランティア駅伝の参加者や現地スタッフの声、被災された方とのやりとりなど、活動の記録映像を紹介!
(2)ボランティア駅伝・活動報告
(3)グループディスカッション
体験の共有~ボラ駅参加からその後~これからの自分のあり方を考える
(4)ワークショップ 「自分、こうします!」宣言
ディスカッションで見つけた、自分の想いをカタチにします!
詳細はこちら(Facebookページ)をご覧ください。
*お問い合わせ
担当:神奈川大学ボランティア駅伝学生運営部 代表 山田泰平(法学部4年)
E-mail:boraeki.ku@gmail.com2012.11.13
2012年11月22日、湘南ひらつかキャンパスのサーカムホールにおいて、KU東北ボランティア駅伝の活動報告会が開催されます。
報告会では、ボランティア駅伝の活動記録ドキュメンタリー上映のほか、被災地の語り部である釘子明氏(遠野まごころネット)との座談会が予定されています。
※この報告会は、「ボランティア論」(磯田昇講師)の授業の一環として行われますが、受講生以外の方も参加が可能です。多くの方のご参加をお待ちしています。
-KU東北ボランティア駅伝SHC報告会-
【日時】
2012年11月22日(木) 9:20~10:50
【会場】
湘南ひらつかキャンパス 11号館サーカムホール
【コーディネーター】
磯田 昇 講師(国際経営学科)
【ゲストスピーカー】
釘子 明 氏(NPO法人 遠野まごころネット)
【プログラム】
・KU東北ボランティア駅伝記録ドキュメンタリー上映
・釘子氏による講話
・座談会「釘子明さまを囲んで」
【協力】
東日本大震災被災地支援室
既に参加者が1800名を超え、現在も継続中のKU東北ボランティア駅伝。その活動の詳細も報告される予定です。ぜひご参加ください!
2012.11.12
夏休み中の参加者が200人を超えたボランティア駅伝。2012年9月15日、16日の遠野まつりへの参加は、その区切りにふさわしい一大イベントとなりました。
遠野まつりは、毎年9月の第3土曜・日曜に行われる、遠野市で一番のお祭り。しし踊りや神楽、南部ばやしなど、遠野の郷土芸能の団体が一堂に集まり、大通りや特設会場で披露します。
昨年に引き続き、ボランティア駅伝で自治会館を宿舎として利用しているご縁から、遠野市六区の「仲町南部ばやし」に参加させていただきました。今回参加したのは111便のメンバー。「今年はもっとコラボレーションしようよ!」と区長さんから声がかかり、さらに多くの神大生が、踊り子や囃子方(大鼓と小鼓)に加わることになったのです。
「昨夜、教えてもらって必死で覚えました」と、直前まで復習する踊り子さんや、大勢の見物客を前に「緊張してきたー」と顔がこわばる囃子方君。揃いの着物や法被を着せてもらっての、ハレの舞台。町の盛り上がりもあちこちから伝わってきて、普段味わうことのないドキドキ感に包まれています。
土日とも天気は良好。青い空に色鮮やかな衣装が映えています。通りや舞台で南部ばやしを披露するたびに、区長さんが神大のボランティア活動について紹介してくださり、観客から温かい拍手が送られます。土曜日は夜の部もあり、2日間、ほぼ出ずっぱり。それでもみんな、きりっと集中した良い表情を見せていました。
日曜日の夜は打ち上げに参加し、町の方たちと最後の交流を楽しみました。別グループでボランティアを行ってきた神大メンバーも合流し、OBである本田市長も参加されての大盛り上がりとなりました。
今年は参加者も含め約3万5000人が訪れたそうです。これほど大規模で伝統あるお祭りに、地元の方と一緒に参加できるのはとても貴重な機会。その背景には今まで継続してきたボランティア駅伝の流れがあり、常に優しく迎え入れてくださる遠野の人々の温かさがあります。こうして遠野と神大の距離は、月日を重ねるごとに縮まっているのです。
キャンパスを超えた新しい出会いや発見があるのも、ボランティア駅伝の醍醐味。秋以降も参加者が、途切れることなく襷をつないでくれることを願います。
(文・写真 被災地支援室 安川朝子)
遠野の南部ばやしは、優雅な舞が特徴。祇園祭りの囃子を模し、地方色を採り入れたのが始まりとされています。神大生も地元の方の計らいで、神大幟を立てて町を練り歩くことができました。
南部ばやしのほか、ささら踊りやしし踊りなど、郷土芸能の団体が約60集まりました。