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2016.03.27

子ども支援活動の学生交流会が開催されました

 

2016年3月8日(火)、横浜キャンパスの3号館308教室で「第二回みちくさルーム参加大学生 交流会&意見交換会」が行われました。子ども支援活動(みちくさルーム)に参加している本学および岩手大学、上智大学、聖心女子大学のメンバーと、みちくさルームを運営しているP@CTのスタッフを合わせ、約40名が集まりました。

 

第一部は、各大学による活動紹介。担当地域の活動内容や子どもたちの様子についてそれぞれ発表があり、神奈川大学は気仙町での活動について発表しました。発表後の質疑応答では、活動についてさらに詳しく質問をし合ったり、課題解決について情報交換をしました。

 

第二部では、実際の活動をシュミレーションした課題(「子ども同士がけんかを始めたら?」「楽しそうに遊ぶ子どもが危ないところにいたらどうやって引き戻す?」など)に対し、どう向き合うべきかを考えるワークショップを行いました。
何度も参加しているメンバーが多いため、具体的なアイデアがたくさん出てきました。

 

第三部は、P@CTのスタッフが中心となって、今後のみちくさルームについてのワークショップ。大学のメンバーをシャッフルしてチームをつくり、「参加者を増やすには?」「次世代への引継ぎ」などのテーマに沿ってディスカッションをしました。

 

参加した学生たちは皆、「子どもたちがいかに楽しく笑顔で過ごせるか」を重視して、真剣に思いを巡らせていました。
みちくさルームの意義と、活動を継続していくことの大切さをあらためて感じさせられる機会になりました。

 

 

交流会を企画した浅水 拓也さん(法学部4年)。全体の司会進行を務めました。

 

ワークショップで発表する神奈川大学のメンバー。手前は上智大学の皆さん。

 

参加者をシャッフルして、混合チームでもワークショップを行いました。

 

午後1時から5時までと長丁場でしたが、時間が足りなくなるほど熱のこもった議論が交わされました。

 

P@CTのスタッフの方も交えて記念撮影。

2016.03.25

卒業生の同窓会において、ボラ駅参加学生が発表しました

 

2016年3月5日、横浜キャンパスの学生食堂LUXで、昭和35年卒業生の同窓会「珊瑚の会」が行われ、ボランティア駅伝に参加した学生がゲストとして招かれ講演を行いました。
今回活動に参加してくれたのは、岡本 崇さん(経済学部4年)、浅水 拓也さん(法学部4年)、奥田 萌さん(経営学部3年)、照井 涼香さん(法学部2年)。4人とも何度も現地に足を運んでいます。

 

最初に岡本さんがボランティア駅伝について説明した後、4人それぞれ自分が経験した活動について伝えるとともに、参加して感じたことや得たこと、変化したことなどを話しました。

 

会が終わると懇親会にも参加。卒業生の皆さんたちと被災地支援や復興についての話をしたり、学生時代の話を伺ったり。最後には全員で大学校歌と応援歌を歌う一コマもありました。
普段触れ合う機会のない大先輩たちと、楽しいひとときを過ごさせていただきました。

 

 

集まった卒業生は約40名。皆さん熱心に耳を傾けてくださいました。

 

これまで何度も参加している奥田さん。陸前高田で遺留品探しをした体験などについて話しました。

 

子ども支援の体験等について説明する照井さん(写真右)

 

懇親会でOBの方の学生時代の話を聞く浅水さん(写真左)

 

最後は参加者全員で校歌斉唱!OBの方々の朗々たる歌声から、大学への熱い思いが伝わってきました。

 

2015.12.18

湘南ひらつかキャンパスで報告会が開催されました

2015年11月26日(木)、湘南ひらつかキャンパスのサーカムホールで、学生主催によるKU東北ボランティア駅伝の報告会が行われました。今回も磯田 昇先生の「ボランティア論」の特別公開講座として開催され、履修生を含め多くの学生が参加しました。

報告会では、まず司会を担当した奥田萌さん(国際経営3年)と赤羽巧也さん(国際経営2年)よりボランティア駅伝の概要について説明があり、その後現地コーディネーターの佐々木 桂典さんから、現在の被災地の様子や今年度のボランテ ィア活動などについてお話しいただきました。

続いて、の参加経験のある学生代表として、 本間恭平さん(国際経営1年)、五十嵐彬乃さん(国際経営1年)、久野莉 奈さん(国際経営4年)による活動報告が行われ、ボランティア駅伝に参加し、実際に現地で感じたことなどが発表されました。ハードボランティア、子ども支援ボランティアそれぞれのやりがいや難しさを、一つひとつ丁寧に話す本間さんらの言葉に会場の学生たちも真剣に聞き入っていました。

そして最後は、司会者からの質問に登壇した参加学生代表の4人が応える座談会形式で、ボランティアの課題や現地での作業のコツなどを話し合う時間となりました。

 

「ボランティア駅伝は、自身の成長につながる機会だと思う」
「先輩たちが繋いできた支援の襷を引き続き繋いでいきたい」
「これから、どう被災地が復興していくのか、自分の目で引き続き見ていきたい」

といった参加学生の言葉が、印象に残る報告会でした。
継続的な支援の大切さを今回登壇してくれた学生たちから学ぶことができました。

今後も参加希望者が増えることを期待しています。

 

司会を担当した赤羽巧也さん(国際経営2年)と奥田萌さん(国際経営3年)

 

ボラ駅参加学生の代表として登壇してくれた経営学部の3名

 

いつも神大生たちをサポートしてくださっている現地コーディネーターの佐々木さん

 

「大学がここまで継続して被災地支援を行っている例はない」と磯田先生もボラ駅の活動を高く評価しています

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