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2015.11.27

12月21日(月)~25日(金) 増便「サンタ便」参加者募集のお知らせ

 

今冬もボランティア駅伝の増便が決まりました。
遠野市のNPO法人「遠野まごころネット」が主催する『サンタが100人やってきた!2015』に参加する特別便です

『サンタが100人やってきた!』は、ボランティアがサンタクロースに扮し、被災地の人々にプレゼントを届けにいくことで、「忘れてはいない」というメッセー ジを送ろうというプロジェクト。震災の起きた2011年から行われています。2012年から神奈川大学も参加させていただき、公民館に集まった方たちと 「お茶っこ」をしたり、子どもと遊んだりしました。

【応募の受付開始】
 ●2015年11月30日(月)
 横浜キャンパス 12:00~ 湘南ひらつかキャンパス 12:30~
 ※先着順(定員15名)

横浜キャンパスとひらつかキャンパスの被災地支援室で受付を開始します。必ず参加する当人が支援室へ来室し、申込書を書いて提出してください。グループで参加される場合も、それぞれが個人で応募してください(グループの代表が他のメンバーの分をまとめて申し込みすることはできません)。


【日程と行程】
陸前高田市を拠点とする通常の行程とは異なります。

・12月21日(月)夜出発→東北へ
・12月22日(火)気仙沼と陸前高田巡見
・12月23日(水・祝)ボランティア準備
・12月24日(木)ボランティア 夜出発→25日(金)横浜着


【お問い合わせ】
東日本大震災被災地支援室
  横浜キャンパス:21号館2階
  湘南ひらつかキャンパス:1号館1階

2015.10.30

ホームカミングデーに展示ブースを出しました

 

2015年10月11日(日)、横浜キャンパスにて「第21回神奈川大学ホームカミングデー」が開催されました。毎年恒例の、卒業生の皆さんのために実施される同窓会イベントです。今年は「つなげる想い・つながる未来」をテーマに、公開実験のブースやイベントステージが設けられるなど、一日楽しく過ごせる企画が盛りだくさん。4年半継続してきたボランティア駅伝の活動もぜひこの機会に知っていただこうと、リピーター学生が中心となってブースを出しました。

会場は3号館のKUスクエアと8号館の812教室。これまでの活動をまとめたパネルや写真を展示したほか、防災グッズを手作りするスペースや防災に関するクイズコーナーを設け、来場者が楽しみながら身近な防災について考えられる工夫も凝らしました。

記録動画も上映を熱心に鑑賞していってくださる卒業生の姿もありましたが、何より、参加した学生が温かい励ましの言葉をいただくなど、卒業生の皆さんと直接交流できたことが大きな収穫となりました。

パネルや写真を見ながら、自身の体験した活動についてお話ししました

 

3号館KUスクエア前。東北への思いを伝えてくださる卒業生の方も

 

活動報告だけでなく、非常食についての案内や展示コーナーも設けました

 

こちらは8号館。来場された方のお子さんと、古紙を使って紙食器づくり

2015.10.27

夏休みに2つのお祭りに参加しました

2015年度は月1便で行っているボランティア駅伝ですが、夏休み中はほぼ毎週実施となりました。参加希望者が多かったため、さらに1便増便し、200名を超える神大生が現地で活動してきました。
夏休みの恒例行事となった、陸前高田市の「浜っこまつり」と遠野市の「遠野まつり」の様子を参加学生の声とともにお伝えします。


■子どもとのふれあいが楽しい浜っこまつり

 

陸前高田市要谷地区の「浜っこまつり」に参加したのは、これまでのリピーターや初参加の学生など合わせて31名。前日の夜には地元の青年部の方が親睦会と称してバーベキューをふるまってくださり、連帯感もぐっと強まりました。
8月14日の祭当日は、焼きそばやチョコバナナなどの屋台組と、水鉄砲射的やヨーヨー釣りなどのゲームコーナー組に分かれて、お祭りを目いっぱい盛り上げました。子ども支援活動でおなじみの子どもたちをはじめ、大勢の地元っ子が遊びに来て、一緒にビンゴゲームをしたり景品で遊んだり…笑顔があちこちにあふれます。
神大卒業生の訪問もあり、青年部の方々と再会を喜び合う姿が見られ、ボランティア駅伝のつながりの深さを感じる1日となりました。

 

[参加者の声]

初めての浜っこまつりでしたが、純粋に楽しませてもらいました。準備段階からチームのメンバーと試行錯誤しながら本番に向けられたと思います。本番も、子どもたちと触れ合いながら楽しく活動できました。子どもたちが楽しそうにしている姿を見て、やはりこの祭りは地元の活力となっているのだなと感じました。祭りを続ける意味というものがきちんとあるなと思いました。
(法学部2年 照井涼香さん)

ボランティアに来たメンバーはそれぞれ思いや考えがあって参加しており、とても影響を受けました。気の利く人や、目の付け所が他の人とは違って鋭い人、人をまとめるのが上手な人、など自分とは違う人が多く勉強になりました。青年部の人たちは一見とても明るく生きていますが、話を聞くとやはり抱えているものが大きく、自分の無力さを知りました。できることを少しずつでも実行するため、今後もボランティアに参加していこうと思います。
(工学部2年 竹内陸人さん)

今年で3回目の参加となった浜っこまつり。毎年参加しているリピーターもボランティア駅伝は初めてという学生も、みんなで団結して盛り上げました。打ち上げの後は、青年部のみなさんと記念写真!

 

 

 

 

■多くの交流が生まれた遠野まつり

 

遠野まつりは、南部ばやし、しし踊りや神楽など地域の郷土芸能が一同に集まる、遠野市で一番大きなお祭りです。神大がボランティア駅伝をきっかけに遠野市6区の「仲町南部ばやし」に参加させていただくようになって、今年で5回目となりました。
9月19日は遠野駅前の大通りを中心に町のあちこちを練り歩きながらのお披露目で、翌20日は遠野八幡宮での奉納。岩手県内外から大勢の観客が集まるため緊張感もありますが、地元の子ども達と一緒に息の合った動きができました。出発前に参加学生同士で踊りと鼓の練習をしてから臨んだ成果も出たようです。年々深まる仲町との絆。今年も地元の人々に温かく迎えられ多くの交流が生まれ、充実した2日間となりました。

[参加者の声]
通常のボランティア駅伝とは異なることばかりで、何もかもが新鮮でした。遠野仲町の皆さんはとても温かい人たちばかりで、今までボランティアで来た先輩方との信頼を感じました。私たちを「お帰り」と歓迎してくださった遠野の人たち、今まで繋いでくださった先輩方に感謝の気持ちを伝えたいです。
(人間科学部2年 佐藤夏美さん)

本当なら私たちがお手伝いをさせていただく場でしたが、遠野の多くの方に助けられ支えてもらいながら過ごさせていただきました。休憩の時間には、小さな子ども達からお年寄りの方まで幅広い世代の方々とお話しすることができて素直にうれしかったですし、貴重な経験をすることができました。来年も参加したいです!
(外国語学部1年 荒桃香さん)


練習の成果もあって、息の合った踊りを披露できました

男性陣は山車の引き手としても活躍

遠野市長の本田敏秋さん(写真中央)は神大の卒業生。ボランティア駅伝の開始当初からずっとお世話になっています

 

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